キブラとは、マッカ(メッカ)にあるカアバの方向のことで、ムスリムはみな、この方向を向いて礼拝(サラー)をします。 方向は真北から時計回りの角度で表し、地球の表面をたどるいちばん短い道すじで測ります。東京からはおよそ293°、 大阪から291°、福岡から288°で、日本のどこからでも西北西です。上の「キブラを探す」をタップすると、 今いる場所からの方向をコンパスが計算します。
使い方
- キブラを探すをタップして、位置情報の利用を許可してください。iPhoneでは、ページがコンパスを読めるように「モーションと画面の向き」へのアクセスも許可します。
- スマホを画面を上にして水平に持ち、金属や磁石から離れてください。
- 金色の矢印が白い印にまっすぐ上を向くまで、体ごと向きを変えます。キブラとのずれが5°以内になると、輪が金色に光り、スマホが短く振動します。
- パソコンを使うときや、位置情報を使いたくないときは、都市名を入力してください。北を上にした円盤に方向が表示されるので、北から時計回りにその角度だけ向きを変えます。
スマホのコンパスは磁北を基準にしていますが、キブラの角度は真北から測ります。日本では磁北が真北より 西へ6°から10°ほどずれています。このページは、スマホや地図アプリと同じ世界磁気モデル(WMM)でそのずれを 直しています。それでも矢印がおかしいと感じたら、スマホを8の字に動かしてコンパスを調整するか、下の方法で 方向を確かめてください。
スマホなしでキブラを見つける
- カアバの真上の太陽。年に2回、太陽がカアバのほぼ真上に来ます。5月27日か28日の日本時間18時18分ごろと、 7月15日か16日の18時27分ごろです(マッカでは12時18分と12時27分)。日本では夕方で、太陽は西北西の低い空に あります。その時刻に太陽の方を向けば、それがキブラです。影はちょうどキブラと反対の方向にのびます。
- 正午の太陽。晴れた日なら、太陽が南中する時刻(その土地の正午)に、太陽は真南にあり、影は真北を指します。 ズフルの時間はその少しあとに始まります。北に印をつけて、下の表の角度だけ時計回りに向きを変えてください。
- モスク。モスクはどれもキブラに向けて建てられています。イマームが立つくぼみ、ミフラーブのある壁がカアバの 方向です。東京ジャーミイや神戸ムスリムモスクに行ったら、その向きを覚えておき、近くで礼拝するときに同じ方向を 向きましょう。
- 方位磁石。上の画面で都市を選ぶと、方位磁石でどの数字に合わせればよいかがわかります。
ほかの方法や、飛行機の中、職場、目印がまったくないときのことは 礼拝のためのキブラ(方角)の調べ方にまとめています。
なぜ大圏コースで測るのですか?
地球は丸いので、マッカへのいちばん短い道は、平らな地図に引いた直線ではなく、飛行機が飛ぶような大圏コースです。 キブラは、この道を歩き出すときの方向です。
平らな地図では、日本から見てマッカは西の少し南寄りに見えます。けれども地球の上のいちばん短い道は北へふくらむ 弧になるので、キブラは西北西になります。札幌からは293°、那覇からは289°で、日本の中での違いは数度です。 今日、ほとんどのムスリムと学者が大圏コースの方向を使っており、このページもそうしています。
日本の主な都市からのキブラの方向
真北から時計回りの角度です。日本のどこからでも、マッカまでは8,000kmから9,500kmほどです。
| 都市 | キブラ | 方位 | マッカまで |
|---|---|---|---|
| 東京、日本 | 293° | 西北西 | 9,470 km |
| 横浜、日本 | 293° | 西北西 | 9,480 km |
| さいたま、日本 | 293° | 西北西 | 9,460 km |
| 千葉、日本 | 293° | 西北西 | 9,510 km |
| 伊勢崎、日本 | 293° | 西北西 | 9,410 km |
| 名古屋、日本 | 292° | 西北西 | 9,260 km |
| 京都、日本 | 291° | 西北西 | 9,170 km |
| 大阪、日本 | 291° | 西北西 | 9,160 km |
| 神戸、日本 | 291° | 西北西 | 9,140 km |
| 広島、日本 | 289° | 西北西 | 8,910 km |
| 福岡、日本 | 288° | 西北西 | 8,760 km |
| 仙台、日本 | 293° | 西北西 | 9,460 km |
| 札幌、日本 | 293° | 西北西 | 9,280 km |
| 那覇、日本 | 289° | 西北西 | 8,770 km |
よくある質問
日本からキブラはどの方向ですか?
西北西です。真北から時計回りに、東京から293°、大阪から291°、名古屋から292°、福岡から288°、札幌から293°、那覇から289°です。真西から北へ20°ほど回った方向と覚えておくと便利です。
コンパスがなくてもキブラはわかりますか?
いちばん簡単なのは太陽です。5月27日か28日の18時18分ごろと、7月15日か16日の18時27分ごろ(日本時間)、太陽はカアバのほぼ真上にあるので、太陽の方を向けばキブラです。ほかの晴れた日は、その土地の正午に影が真北を指すので、そこから時計回りに自分の都市の角度だけ回ります。モスクでは、ミフラーブ(壁のくぼみ)がキブラを示しています。
ここからマッカはどちらですか?
上の「キブラを探す」をタップしてください。位置情報からカアバへの方向を計算し、スマホの向きに合わせて矢印が回ります。位置情報を使いたくなければ、都市名を入力するだけで大丈夫です。日本からマッカまでは9,000kmほどです。
間違った方向で礼拝してしまったら?
キブラを見つけようと真剣に努力してから礼拝したのなら、その礼拝は有効です。アッラーが求めておられるのは完璧な正確さではなく、あなたにできる最善です。礼拝の途中で方向が違うと気づいたら、正しい方向に向き直って続けます。真剣に努力して行った礼拝はやり直さない、というのが多くの学者の意見です。気づいたときにまだ礼拝の時間内ならやり直す、という学者もいます。まったく調べずに礼拝したのなら、キブラを確かめてからもう一度礼拝してください。
角度はぴったり合わせないといけませんか?
いいえ。カアバが見えない場所では、できるかぎりその方向を向けば十分です。数度のずれは問題ありません。家で一度キブラを調べたら、その方向にある壁や窓を覚えておき、次からはそれを目印にしましょう。
スマホのコンパスアプリを使ってもいいですか?
はい。自分の都市のキブラの角度を調べて、コンパスがその数字を示すまで向きを変えてください。ただし、スマホのコンパスは磁北を指していて、日本では真北より6°から10°ほど西にずれています。このページはそのずれを直しています。方位磁石を使うときは、都市を選んだあとに表示される磁石用の数字に合わせてください。
矢印がふらふら動くのはなぜですか?
スマホのコンパスは、金属、磁石、スピーカー、ノートパソコンなどの影響を受けます。スマホを水平に持ち、金属から離れて、8の字に何回か動かして調整してください。iPhoneでは「設定」の「プライバシーとセキュリティ」、「位置情報サービス」、「システムサービス」で、位置情報サービスとコンパスの調整をオンにしておく必要があります。
位置情報はどこかに送られますか?
いいえ。位置情報はブラウザの中で方向を計算するためだけに使われ、スマホの外には出ません。都市の検索もページに組み込まれていて、地図サービスは使いません。
キブラとマッカの方角は同じですか?
はい。キブラは、マッカの聖モスクの中心にある立方体の建物、カアバの方向です。ムスリムはカアバを拝んでいるのではありません。世界中のムスリムが礼拝のときに向かう、ひとつの点なのです。
キブラを向いて、礼拝を
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